コロナショックで、第二新卒と面接する機会が増えましたよね。

普段は役員クラスしか前職調査しないという企業でも、第二新卒も対象にしてはいかがでしょうか?

「前職を辞めた理由が本当にコロナなのか?」

「経歴詐称していないか?」

「信用が必要な業界にふさわしいか?」

今回は第二新卒にも前職調査したほうがよい理由を紹介します。

人手不足でも慌てずに、慎重に採用活動を進めましょう。

退職理由は本当にコロナのせい?

短期間(3ヶ月〜1年未満)で仕事を辞めている、何度か転職を繰り返しているといったケースでは退職理由が気になりますよね。

このご時世、「コロナの影響です。」と言われれば納得してしまいがちですが、それって本当でしょうか?

「テレワークで先輩・上司から細かいフォローがもらえなかった。」「徹夜続きで過酷な労働環境だった。」といった理由を挙げている場合も、実は本人の就業態度・勤怠があまり良くなかったからかもしれません。

入社してからも同じように短期で辞めてしまう危険性が高いので、要注意です。

面接での受け答えを真に受けず、前職調査したほうが無難でしょう。

内定が欲しくて経歴詐称?

第二新卒が、コロナ禍で「早く新しい仕事を始めたい」、「もっと高い収入が欲しい」と考えるのは当然です。

残念ながら、内定獲得のために経歴詐称する人もいます。

卒業大学・卒業年度・保有資格・業務経験などの嘘は、応募書類ではなかなか分かりません。

入社してから、経歴詐称に気付いても遅いですよね。

ゆくゆくは重要なポストに就いてもらいたいと思うなら、なおさら前職調査しておいたほうが安全です。

信用商売にふさわしい人間?

警備業界と金融業界では前職調査が盛んに行われます。

警備業界では警備業法によって、以下のような項目に当てはまる場合は警備員になれないと決まっています。

・犯罪歴
・暴力団との関わりがある
・アルコールや薬物の中毒者

金融業界ではお金を扱う仕事なので、応募者だけでなく親戚に借金を抱えている人がいないか、資産はどのくらい保有しているか、なども調べる場合があります。

警備業界と金融業界のような、特に信用が重視される業界では前職調査が必須ですよね。

まとめ

第二新卒を採用する前に、許可を取って前職調査しましょう。

・退職理由は本当にコロナのせい?
・内定が欲しくて経歴詐称?
・信用商売にふさわしい人間?

採用する前に以上の3点を確認しておくことでリスクを排除できます。

第二新卒の前職調査を希望するなら、当社スプラッシュジャパンに企業調査をご依頼ください。