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個人的にもAmazonAmazonを利用する人はかなり多くなってきていますよね。自宅にいながら買い物ができますし、色々なポイントと連携できるのでポイントもたまっていきお得に買い物ができることで会員になる人も増えているようです。
AmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonを利用する人が増えていることで、友人への誕生日プレゼントやお世話になった人へのお礼でAmazonAmazonギフト券を購入し贈っている人もいるでしょう。
このように、AmazonAmazonギフト券を個人的に利用する人は多いのですが、最近では企業としてもAmazonAmazonギフト券を活用する会社が増えてきています。
今までは、移転やイベントのお祝い事で花などを送っていた会社が多いかと思いますが、使い道に困ることもありますし、活用方法が限られてしまいます。かといってお祝いやお中元、お歳暮などで現金を送るのは気が引けてしまいます。その一方で、AmazonAmazonギフト券は商品券よりも使いやすいですし、必要なものを購入するときに役立ちますし、何よりインターネットでの購入に使えるので贈られた会社も嬉しいですよね。
ただ、このAmazonAmazonギフト券をめぐって、横領や着服などの不正行為を働く社員も出てきているのです。今回は、法人向けのAmazonAmazonギフト券についての概要やメリット、そして便利なAmazonAmazonギフト券に隠れている不正の落とし穴について解説していきます。
法人向けのAmazonAmazonギフト券があるって知っていましたか?
個人でAmazonAmazonギフト券を使ったことがある人も多いと思いますが、法人向けのAmazonAmazonギフト券については知らなかった、もしくは使ったことがないという人も多いのではないでしょうか。
法人向けのAmazonAmazonギフト券はAmazonと法人契約を結んだ法人が購入できるAmazonギフト券で、Amazonギフト券自体の利用方法や価値の違いはほとんどありません。法人向けならではのメリットや違いについて簡単に見ていきましょう。
事前の法人契約が必要
法人向けAmazonAmazonギフト券のサービスを利用するためには、事前にAmazonと会社との間で法人契約を結ぶ必要があります。
また、契約の手順の中で法人ドメインのEメールアドレスを使用しなければならないなどの指定があります。
これらの点が一般向けのAmazonAmazonギフト券との違いと言えそうです。
会社同士の付き合いや社内向け賞与などに利用可能
法人向けのAmazonAmazonギフト券の利用方法は会社によってさまざまですが、多くの企業が会社同士の付き合いの際に使用していることが多いようです。
お中元やお歳暮などはこれまで商品をこちらで考えて購入し、送るというパターンだったかと思いますが、業務が忙しい中で相手の会社のことを考えて贈り物を何にするかを考えるのは思っている以上に負担の大きいものです。それに加えてあまり喜んでもらえなかった場合、送ったほうも損した気分になってしまうでしょう。
しかし、AmazonAmazonギフト券であれば、贈った金額分の商品で相手の企業が好きなものを選ぶことができるので、お互いにとってメリットが大きいため、法人向けのAmazonAmazonギフト券を導入する企業が増えているのでしょう。
また、会社の中でちょっとしたボーナスのような使い方としてAmazonAmazonギフト券を社員にプレゼントするという会社もあるようです。毎月売り上げがトップになった営業マンに心ばかりのご褒美としてAmazonAmazonギフト券を贈る、というような使い方です。
法人向けのAmazonAmazonギフト券では会社のロゴやメッセージも入れることができるので、企業として導入するメリットは大きいと言えるでしょう。
会社向けのAmazonAmazonギフト券には4種類がある
会社向けのAmazonAmazonギフト券の種類は4種類です。それぞれの内容や金額の幅など法人向けAmazonAmazonギフト券のタイプについて少し詳しく見ていきましょう。
カードタイプ
コンビニなどでも見かけたことがあったり、実際に使ったことがあったりする方も多いと思いますが、一つ目はカードタイプのAmazonギフト券です。カードタイプのAmazonAmazonギフト券を購入すると、会社など指定した場所へ納品されます。
まず自分の会社に郵送してもらい、プレゼントしたい相手に直接渡すことが可能です。金額としては、「500500円」「10001000円」「30003000円」「50005000円」の4種類から選ぶことができます。
また、会社のロゴや、メッセージなどをAmazonamazonギフト券へカスタマイズすることもできるというメリットがあります。
コードタイプ
コードタイプのAmazonAmazonギフト券は、英数字1616〜1717桁のコードがCSVCSVファイルという形で納品されます。
プレゼントしたい相手企業への送り方も簡単で、CSVCSVファイルをEメールで送信するだけで完了します。
金額は5050円から5050万円まで1円単位で自由に金額設定することができます。コードタイプのメリットは、送付の方法が極めて簡単であることと、金額を11円単位で設定することができるので、例えばイベントやキャンペーン、会社の記念日などにちなんだ数字の金額を贈ることができるということが挙げられるでしょう。
メールタイプ
メールタイプのAmazonAmazonギフト券では、ロゴやオリジナルデザイン、オリジナルメッセージなどを添えてメールテンプレートを作成することができ、特別感を演出することができるタイプのギフト券です。
金額の幅は、5050円から5050万円まで1円単位で自由に金額設定ができますので、こちらもイベントやキャンペーンにちなんだ数字の金額を贈ることができます。
テンプレート用に保存できる画像は最大100枚もあるため、画像の入れ替えや変更などが簡単にできるのも大きなメリットでしょう。
自動登録タイプ
自動登録タイプのAmazonAmazonギフト券では、Amazonギフト券を贈る相手のメールアドレスをアップロードすることで、贈った相手のAmazonアカウントへAmazonギフト券が自動で登録されるという仕組みになっています。
贈られた相手は、自分でコードを入力したりする必要がないので、忙しい経営者にとってはプレゼントももらえて手間もなく、とても喜ばれるサービスでしょう。
金額は5050円から5050万円まで1円単位で自由に金額設定することができます。
便利な会社向けAmazonAmazonギフト券には落とし穴が!?
会社向けのAmazonAmazonギフト券についてそれぞれの種類の特徴や金額設定について見てきましたが、とても便利だということがおわかりいただけたかと思います。
今や、インターネットを使った仕事をしている人のほとんどがAmazonを利用していると言っても過言ではないため、AmazonAmazonギフト券を贈られるととてもありがたく感じるでしょう。
しかし、便利なAmazonAmazonギフト券を利用する際には注意すべきこともあります。それは、社内の人間によって横領されるという被害です。
実際過去には、会社で購入していたAmazonAmazonギフト券を社員が勝手に使い込んでいて、気が付いた時には使える金額がほとんどなくなっていたというケースもあります。
Amazonギフト券は、現金のように目に見えるものではありませんし、会社の通帳に記載されるものではなく別管理をしている会社がほとんどだと思いますので、横領されてもなかなか気が付きにくいという欠点があります。
便利であることは間違いありませんし、使える幅も広く贈られた側にとってもメリットが大きいのですが、利用する際には横領されてしまうというリスクを頭に入れて管理を徹底するとともに社内で不正行為が起こらないかどうかをチェックしていく必要があるでしょう。
Amazonギフト券に関連する社員の不正行為
AmazonAmazonギフト券に関連した社内不正は実際に起こっていて、ちょっとした出来心から会社名義のAmazonAmazonギフト券を数千円、数万円使い込んでしまったという被害は珍しくありません。
中でも世間の注目を集めた横領事件がAmazonAmazonギフト券関連で起こっています。
マイルを不正にAmazonAmazonギフト券に交換
日本生命では、社内の社員がお客様のポイントを使い込み不正が発覚した事件が2021年に起きています。
日本生命では、保険契約者が貯めることができるマイレージサービスを実施しており、貯めたマイルはAmazonAmazonギフト券などに交換することができるようになっていました。
ところが、この契約者たちのマイルを日本生命の営業職員11人がAmazonAmazonギフト券に勝手に交換し、私的に利用していたことが明らかになったのです。
被害に遭った契約者は120120人で11人当たりの被害額は数百円~数千円と少額ではあるものの被害総額にすると3030万円にも上ります。
不正が明らかになったきっかけは20202020年1010月に、契約者の11人から「自分のサンクスマイルのポイントが、使っていないのに減っている」と日本生命に連絡があったことが発端です。
犯人である営業職の社員の不正の手口としては、顧客を訪問して、契約内容の確認や各種手続きを行う際に、日本生命の携帯情報端末に契約者が入力する数字44ケタの暗証番号を盗み見ることで暗証番号を覚え、その後、「ご契約者さま専用サービス」のマイページに覚えた暗証番号を利用してログインし、契約者のマイルをAmazonAmazonギフト券と交換していたのです。
このような事件の概要を見ていると、社内のセキュリティ対策が甘かったのではないかという点も指摘できますが、そもそもインターネット上だけで使える「お金」の管理が難しいということが言えるのではないでしょうか。
AmazonAmazonギフト券に限ったことではなく、仮想通貨も含めて会社として利用する際には、管理体制や社内不正が起こりにくい体制を作ることの大切さを今一度確認すべきと言えそうです。
まとめ|少しでも異変に気が付いたらすぐに調査を!
AmazonAmazonギフト券の利用は今後企業においても増えていくでしょう。そして、企業での利用が増えていくにつれて、AmazonAmazonギフト券をめぐる横領事件も増えていくことが予想されます。
AmazonAmazonギフト券に限ったことではありませんが、はっきりと目に見えず管理が難しい仮想通貨などのお金を会社で導入する際は、社内での横領が起こらないように細心の注意を払うとともに、少しでも異変に気が付いたらすぐに社内調査を行うことが必要不可欠です。