テレワーク(在宅勤務)に切り替えると、社員がサボらないか心配ですよね。
働く姿を直接見ることができないので、社員を信じるしかありません。
しかし業務効率が大幅に落ち、「机から離れている・仕事をしていない時間が増えているようだ」と思ったらどうしたらいいのでしょうか。
今回はテレワーク(在宅勤務)のサボり防止策や注意点を紹介します。

なぜテレワークはサボりやすいのか?


まず確認したいのは、なぜ「テレワーク(在宅勤務)はサボりの温床」と呼ばれるのか、です。
もっとも大きな理由は「職場とは違う環境で仕事をするため集中力が続かない」でしょう。
子どもやペットがいたり、スーツではなく部屋着で過ごしたり、布団の誘惑に勝てなかったり。
さらに上司の目もないので、「ちょっと横になろう」「ちょっと休憩しよう」とサボりが発生しやすいです。
家では仕事に専念できないでしょう。
テレワーク(在宅勤務)とサボりは切っても切れない関係だからこそ対策しなければいけないんですね。

サボりを防ぐためにできること


テレワーク(在宅勤務)でサボる社員が増えると生産性が低下、ひいては会社の業績も左右してきます。
以下のような対策が求められます。
・チャットツールで定期的に業務報告
・ビデオ会議ツールを常に接続
・監視ツールの導入
テレワーク(在宅勤務)で人の目を使えない以上、ITツールを活用すべきでしょう。

サボり監視はほどほどに


社員のサボりは何としても防止しなければいけません。
しかし、過度な監視はかえって業務効率やモチベーションを下げます。
例えば「秒単位の返信を強制」「PCの操作記録を取得」などの管理は大きな心理的負担になります。
「監視されているようで不快」と思った社員は普段の力が出せなかったり、会社を去っていったりするでしょう。
テレワーク(在宅勤務)でのサボりを恐れた結果、離職率が高まるのは避けたいところです。
プロセスよりも成果物を評価する、というゆとりも必要ではないでしょうか。

まとめ

テレワーク(在宅勤務)ではまわりの目がない分、サボりやすいと言えます。
サボりではなく、どうしても離席しなければいけないタイミングもあるでしょう。
ITツールの活用で社員の行動をチェックするのは一つの手です。
しかし、過度な監視は社員が息苦しく感じるので、パフォーマンスが落ちたり、会社を去ったりしてしまいます。
それでも万が一、明らかにサボっている”給料泥棒”がいるのなら、調査を行うべきでしょう。
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